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Budaya popN14 min

「界隈」は便利だが、少し雑な言葉

ID“Kaiwai” Praktis, tapi Agak Kasar

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スマホで「〇〇」という言いると、たしかに話のはすぐつかめます。アニメ、投資界隈、勉強垢界隈。正式な団体名だんたいめいではないけれど、なんとなくのまわりにいる人たちをまとめて呼べるよべるので、タイムラインではかなりやすいです。長いながい説明せつめいを省けるぶん、のテンポも落ちません。

ただ、その便利さべんりさ雑さも連れてきます。好きすきでも、を集める、感想だけ追う考察こうさつでは、いる。それなのに見ただけで「このはこうだ」と言ういうと、かなりくくりすぎることがあります。そとからとひとまとまりでも、なかは思った以上にばらばらです。

もともとの「」は、あるというでした。駅前ののように、地名ちめいといっしょにのが自然しぜんでした。それが広がって、今ではいまでは趣味しゅみ近いちかい集まりあつまりまで指すようになっています。地図の上で近いちかいというより、いる近いちかい、というに変わったわけです。

だから、文章ぶんしょうときは一度立ち止まります。「〇〇」と書けば早いはやいのですが、に伝えたい範囲が広すぎることがあります。たとえば「の間では」「をよくのあいだでは」「なかでは」とるだけで、だいぶ見通しがよくなります。友だちともだちとの雑談なら「その界隈ね」で通じても、のメモや調査文ちょうさぶんでは、もう分けた安心あんしんです。

新聞記事やレポートで「若者界隈わかものかいわい」とあると、便利そうに、実は範囲がかなりぼんやりします。年齢のことなのか、趣味なのか、の仕方なのかが混ざるからです。辞書で知ってしっていても、SNSでの方まではそのままでは分かりません。迷ったら、先にさきに「誰の間で起きている話か」を置いておいてから、必要なら「」を足すくらいがちょうどいいです。

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