ので資料を送る、「ご査収ください」とがあります。漢字だけとかたいですが、実際には「お受け取りのうえ、中身をください」くらいのまとまりで使われることがです。請求書や見積書、会議資料のように、まずの手元へ届き、その内容を確認してもらいたいには自然です。ただ、この一語だけで、い感想まで返してほしいのか、受領だけで足りるのかまでは決まりません。ここだけでは、返事がいるのかどうかまではまだとは言えません。
ここをあいまいにしたまま送ると、書いた側と受け取った側でのがずれやすくなります。送り手は『気づいたがあればコメントをもらえるだろう』と思っていても、は『受け取って目を通せば終わりだな』とかもしれません。逆に、が必要な書類なのに「ご査収ください」だけで止めると、はどこまで返せばよいのか判断しにくくなります。このはのにはなりますが、必要なの種類までは代わりに決めてくれません。資料のが、共有なのか、承認なのか、修正依頼なのかを文で置かないと、受け手はで補ってことになります。
たとえば、見積書を送って金額だけ確認してほしいのか、会議資料を送ってコメントまでほしいのかでは、「ください」でものがどうかがはっきりします。が上司なのか、社外の取引先なのかでも、返しの丁寧さや速さがどうかはありません。それなのにの形を省くと、返事が遅いのではなく、何を返すべきか決め切れず止まっていることもあります。だから、返事の形までほしいは、そのの一文でを置くほうが実務では親切です。たとえば『問題なければご返信は不要です』と書けば受領中心だとし、『金曜午前までに修正点をご共有ください』と続ければ、だけで終わらない依頼だと伝わります。を閉じるには、「ご査収ください」のあとに、返事の、期限、ほしいのどれかが入っているかを一度だけ。そこがいれば、もの一手を迷いにくくなります。